LIVE A LIVE ゲーム記事

LIVE A LIVE(ライブアライブ) リメイクが7月22日にSwitchで発売!一体どんなゲーム?

とうとう、あのLIVE A LIVEのリメイクが発売されますね。

LIVE A LIVEは小学館との共同開発であり、7つのストーリーとそれぞれ7人の漫画家がキャラクターデザインを担当しており、版権の問題から長らくリメイクが不可能とされていました。

隠れた名作と名高い今作のリメイクを待ち望んでいたゲーマーは大勢いるかと思います。

公式よりこんなPVが発表されています。

古き良きドット絵が素晴らしいですよね。

さて今回はこのLIVE A LIVEがどんなゲームなのかの説明と、リメイクで望むことをつらつらと書いてみたいと思います。

LIVE A LIVEとはどんなゲーム?

LIVE A LIVEは、時代も舞台も異なる8人の主人公を選ぶオムニバス形式のストーリーとなっており、ジャンルとしてはRPGとなっています。

発売はスーパーファミコンで、タイトルロゴの「LIVE A LIVE」はLIVE="生",LIVEを逆読みするとEVIL="悪"となります。

これらがゲームのテーマとなっており、このゲームをプレイすると、最終的にこれらの意味がよく分かります(ラストが…)

また、LIVE A LIVEのもうひとつのテーマは「憎しみ」です。

各ストーリーの最後には、ラテン語で憎しみの意味を持つ、”オディオ”を冠するボスが登場します。

このようなこともあり、各ストーリーは重く悲しい仕上がりとなっており、勧善懲悪という王道のストーリーとは少し外れたものとなっています。

ただそれゆえに当時は斬新なゲームでした。

ドラクエやFFといったメジャーゲームとは一線を画した意欲作です。

システム

LIVE A LIVEは、ストーリーによって、ランダムエンカウント方式(ドラクエやFF同様)やシンボルエンカウント方式を採用しております。

戦闘はキャラが7×7のマス目のフィールドで戦う「チェッカーバトル」という特殊な方式がとられており、基本的にはターン制バトルで敵と味方で交互に行動を繰り返すというのが戦闘の流れです。リアルタイムではないもののFFのアクティブタイムバトル に似たシステムとなっています。

攻撃範囲や敵の位置、技の行動スピードなどを考えないといけない為、慣れるまで少し時間がかかるシステムです。

コツとしては

・体力には気を配る

・敵に不用意に近づかない

・待機時間の長い技は敵に攻撃されやすい為使用には注意する

・敵の手足を封じる技を使いこなす

尚、戦闘毎に体力は全快する仕様の為、回復アイテムは無駄遣いしないようにしましょう。

各ストーリー 簡単に解説

LIVE A LIVEの各ストーリーの概要を解説していきます。

原始編

原始人の主人公ポゴを操作し、狩りをしたり合成を駆使したりして、掟破りの恋をした異部族のべるを守る物語。

特徴として、シナリオに言葉テキストが存在せず、キャラの仕草や絵文字テキストで表現されるため独特と言えます。

やりこみ要素もあり、面白いシナリオと言えます。

最後のライバルとの共闘は熱い!

幕末編

忍者のおぼろ丸を操作して、尾手城から要人を救出するというストーリー

0人斬りや100人斬りや、強力な隠しボスの多さなど、屈指のやり込み度を誇る本ストーリー主人公のおぼろ丸の性能は高いですが敵も強く、難易度としては高め。

マップは仕掛けや5忍者といった小ネタが多く楽しめるシナリオです。

現代編

主人公である高原 日勝(たかはら まさる)が格闘家として最強を目指すという分かりやすいストーリー。

エンカウントという概念は無く、某格闘ゲームのように6人の敵キャラを任意に選択して戦うという特殊なもの。

高原は受けた技を習得するというラーニングの特性を持ち、対戦相手の技を上手く引き出し技を増やして勝ち進むというのが本筋。

一部の技がぶっ壊れでその技だけでクリアも可能なほど。

ストーリーとしては短く、難易度としては低め。チュートリアルのようなストーリー。

功夫編

心山拳(しんざんけん)の師範である老師が弟子を鍛え、義破門団を打ち倒すシナリオ。

老師自身は戦闘を重ねても成長せず、3人の弟子に稽古をつけ弟子を育てるという特殊なもの。

ストーリー終盤で3人のうち2人が死んでしまう。生き残るのは1番稽古をつけた弟子のみ。

ストーリーとしては悲しくもあり熱いもので、当時のスクウェアのシナリオ担当の本気度が窺えるストーリー。

近未来編

個人的に一番好きなストーリー。

超能力を持つ少年田所 晃(タドコロ アキラが主人公で、人が行方不明になる事件を探っていくストーリー。もろAKIRAをモチーフにしている。

主人公が持つ超能力、テレパシーを駆使し、人の心を読みストーリーを進めていく。

ストーリーは終盤は重苦しいですが、熱いところは熱いです。特に終盤のブリキ大王発進と、松へのアキラの言葉はかなり熱いです。

難易度としては、アキラがそんなに強くなく、序盤は苦戦を強いられる為、中盤までは難易度はそこそこ高いです。

SF編

宇宙を旅する輸送船で発生する事件を描くストーリー。

他のストーリーと違い戦闘は無く(ミニゲームではある)、主人公のキューブがベヒーモスに捕まらないよう事件を解き明かすという、一風変わったサスペンスチックなストーリーとなっており、かなりのホラーです。

有名ゲーム[青鬼」をイメージしてもらえると分かりやすいかと。

犯人はやってみてのお楽しみ。

ラストバトルの導入は鳥肌もの、

西部編

アメリカの西部劇をイメージしたストーリー。

ガンマンのサンダウンを操作し、ギャングを退治する痛快なストーリーです。

町の住民と協力し罠を仕掛けて成功するとギャングを倒すことができ、ストーリーラストのバトルが少し楽になります。

ミニゲーム要素が強く、サンダウン自身も強い為、ストーリー全体としては簡単な部類に入ります。

中世編

他のストーリーをクリアするとプレイできる。

プレイしてみてのお楽しみ。

一言で言うと、人間の醜さが体現されたストーリーと言える。

悲しい結末は今も語り継がれている。

最終編

すべてのストーリーをクリアすると遊べる。

ここでは詳細は伏せる。

リメイク版に望むこと

特にSFCの無印版でも完成した作品ではありますが、エンカウント率の調整はしてほしいです。

マップが広い為、時間がかかる印象でした。リメイク版ではこの辺の調整を望みます。

あとは、追加シナリオやDLCなどもあると嬉しいですね。それも無印の雰囲気を壊さないようなシナリオが望ましいです。

最後は、無印はドットでしたが、それでもなおキャラの心情やストーリーは素晴らしいものでした。昨今のゲームはグラフィックはめざましい進化を遂げていますが、ストーリーがおざなりになっているものも少なくありません。

ゲームとはグラフィックではないと考える私ですが、今回のリメイク映像は無暗にCGを使用しておらずあくまでも高画質なドットで制作されている為、期待大です。素晴らしい音楽と調和するような作品であってほしいと思います。

まとめ

待望のLIVE A LIVEのリメイクの発表に心躍る自分がいます。

本作はドット絵にも関わらず、熱さ悲しみといった情緒が非常に上手い作品だと思っています。

古参のプレイヤーでも、新規のプレイヤーでもいつまでも楽しめるような作品になって欲しいと個人的に切に思います。

なにはともあれ7月22日の発売が楽しみです!

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