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switch用ソフト トライアングルストラテジー クリアしての感想や評価

久々の更新です。

今回は今月4日に発売された、switch用ソフト トライアングルストラテジーをプレイしての感想や評価などを書いていきたいと思います。

トライアングルストラテジーってどんなゲーム?

トライアングルストラテジーは、ゲーム好きの間では名作と謳われる、ファイナルファンタジータクティクス(以後FFTC)と似たようなシステムのシミュレーションRPGソフトとなっています。

戦闘システム

FFTC同様、ユニットの攻撃は高低差、向きなどによりダメージが増減します。敵ユニットに後ろから攻撃したり高い所から攻撃するとより多くのダメージを与えることができます(敵から受けるダメージも例外ではありません)

また、本作独自の戦闘システムとして追撃システムがあります。

追撃システムとは

戦闘において、敵ユニットの真後ろに味方ユニットAを配置した状態で、味方ユニットBで敵ユニットを攻撃した時に発生するもので、追撃が加わることにより、より多くのダメージを与えることができ、戦略性が広がります。

敵にも適用される為、配置を間違えると、雑魚敵から思わぬダメージを喰らうことになるので、常に配置、向きには気を配る必要があります。

TPシステム

トライアングルストラテジーは、FFTC同様キャラはスキルを使用できます。違いとしてはFFTCはMPを使用するのに対し、今作ではTP(ターンポイント)というものを使用します。

TPはステージ直後に数ポイント持った状態から始まり、必要なTPがたまるとそのスキルが使用することができます。

TPはどのキャラも毎ターン1ずつたまります。

キャラによっては敵を撃破してTPがたまったり、他人のTPを増やせるスキルを持っていたりします。

今作を攻略する上でこのTP管理が特に重要になってきます。

重要な局面を見越してTPを温存するか、目の前の局面を打破するためにガンガン使用するかはプレイヤーの手に委ねられています。

ゲームの流れ

基本的には、一話毎に、テキストを読み進めるストーリーパート→会話やアイテムを集めるRPGパート→戦闘のバトルパートで進んでいきます。

ストーリーパート

トライアングルストラテジーは三国志のような戦記物であるため、ストーリーパートを通して各国の情勢や、人間模様などを知っておくのは、後述するシステムを進めるために重要であると言えます。

バトルパートに入る際は剣のマークが付きます。

基本的には推奨レベル-1程度は無いと苦戦は必須の難易度です。

育成について

バトルパートの合間に詰所で模擬戦闘を行いパーティのレベルを上げることができます。

また、模擬戦闘では後述する武器鍛錬で使用する素材やお金が手に入るのでぜひ活用しましょう(てか活用前提の難易度です)

キャラクターの育成は、戦闘でのレベルアップのほかに詰所で武器鍛錬という形で、素材とお金を用いて各種ステータスを強化したり奥義を習得できます。

ゲーム中で入手できる素材は、レアリティが高いものに関しては入手個数が限られている為、どのキャラに使うか悩むところでしょう。そこがこのゲームの醍醐味でもあります。

信念パラメータと天秤の投票

トライアングルストラテジーでは、信念の天秤を用い7人のメインキャラクターが投票を行うことで、多数決により物語が分岐するというシステムをとっています。

基本的に信念の天秤を使用するときは、物語が大きく動く場合が多く、慎重に選択する必要があります。

ゲーム中には確認できない隠しパラメータであるMoral(道徳)、Benefit(利益)Freedom(自由)の3つの信念パラメータが設定されており、

ストーリーパート中での選択肢により、それぞれの信念パラメータが増加します。

Moralは道徳を重んじている選択肢を選べば上がります。平和的な文面や人を思いやるような文面であればMoralと言えます。

Benefitは利益を優先するような選択肢を選ぶと上がります。良く言えば冷静、悪く言えばドライ、冷酷な選択肢です。ですが王として国の行く末を考えた場合この選択肢が一番自然に思えます。

Freedomは自由奔放な選択肢で他の二つと毛色が全く異なる為すぐ分かります。

物語が大きく動く局面において、信念の天秤を用いた投票パートが始まります。

キャラクターにはそれぞれの考えがありますが、主人公はそのキャラクターを説得し、自分の思い描く決断に従わせることができます。

従わせられるかどうかは、今までの蓄積された信念パラメータや説得時の選択肢により変わります。

もちろん間違った選択肢を選んだり、パラメータが足りなかったりすると「心に響かなかった」と出て説得は失敗してしまいます。

分岐ルートは上の表の色に対応しているので進みたいルートを意識しパラメータを上げていくと良いでしょう。

説得時に鍵のついた選択肢があることがありますが、これは情報を集めると解除されます。だからといって説得が成功するとは限りませんが。

基本は偏りがないよう意見がバラけているので1~2人説得できれば望みのルートに進むことは可能です。

選んだルートにより出現する敵やステージ、はたまたエンディングも変わる為、慎重に選びましょう。

このシステムにより、1周目はこのルート、2周目はこのルート、といった周回の楽しみが生まれる為、面白いシステムかと思います。

難易度

ここ最近のゲームではかなり難易度が高いと感じました。

先述した追撃システムにより、適当に配置するとすぐ敵の集中砲火を浴び一線級のキャラと言えどもすぐ倒されてしまうでしょう。

普通にストーリーを進めていくだけでは数ステージ難易度がいやに高いステージがあり、そこで詰むことが多いでしょう。特に7章のアブローラ襲撃戦は真エンドルートに進むために必須の条件がその時の戦力ではかなりの難易度を誇ります(私はあきらめましたw)

幸い、ゲームオーバーになっても経験値は残るため、繰り返していけばいつかはクリアできますが。

基本的には模擬戦のお世話になることでしょう。

こんな人におススメ

こんな人におススメ 

難しいゲームがやりたい人

戦記物が好きな人

シュミレーションRPGが好きな人

これらの人におススメできるゲームです。

自分自身全て当てはまりハマりました。

難しく万人受けするゲームとは正直思いませんでしたが、古き良きドット絵が軽やかに動くのと、やりごたえのある骨太な難易度はゲームマニアにはたまらない作品でした。

ストーリーも重厚で、クリアした後には良書を読み終えたような満足感がありました。

この記事を読んでプレイしたくなった人はこちらからもどうぞ↓

switchを持ってないという方は、アプリでもトライアングルストラテジーに似たシュミレーションRPGがあります。こちら↓FF幻影戦争というゲームおススメです。タクティクスRPGが好きな方はぜひダウンロードしてみてプレイしてみてください。

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