先日、購入した百英雄伝というゲームソフトをプレイしてのレビューを書いていきたいと思います。
個人的に良かった点・悪かった点を書いています。
以前に2024年の楽しみな注目作についての記事を書いているのでこちらも合わせてご覧くださいませ。
「百英雄伝」は、オールラーン大陸という多様な種族と文化が集まる大陸を舞台としたRPGです。
かの幻想水滸伝シリーズのスタッフが再集結し、25年ぶりに制作された本作は、壮大なスケールの物語と100人以上のプレイアブルキャラクターが活躍します。まさに百英雄伝です。
舞台は、剣と魔導レンズという神秘的な力が存在する世界で展開され、キャラクターは魔導レンズの力を駆使して様々な任務をこなしつつ、行く先々で仲間を加えて冒険を繰り広げていきます。
戦闘
戦闘はランダムエンカウント方式をとっており、システムとしては、幻想水滸伝を踏襲しています。
味方パーティは6人編成で組み、前衛後衛に分かれます。
敵味方の早さのステータスにより行動順が決定し、序盤はそれほど気にしなくてもいいが終盤から敵が強くなる為、行動順には気を配る必要があります。
システムは単純明快で、戦闘は魔導レンズと駆使し戦います。魔導レンズはいわゆるスキルでありSPを消費します。SPは1ターン経過すると1回復します。キャラはルーンを装着すると使用できるレンズが変化する為戦略の幅は広がります。
また、特定のキャラ同士を編成すると、英雄コンボが発生しそれぞれのSP・行動ターンを消費し強力な攻撃を繰り出せます。攻略の鍵となるでしょう。
SPは最大でも5までしか溜まらず、戦闘終了でリセットする為、必要SPが溜まったら惜しみなくレンズや英雄コンボを使用していきましょう。
その他
武器強化
武器は、町の鍛冶屋で強化していきます。
他のRPGと異なり、店売りの武器は無い為、鍛冶屋で攻撃力を高めていくことになります。
防具については、店やダンジョンで手に入ります。
メニュー
メニュー画面はとても見やすくシンプルで、パーティーの編成や、アイテム管理等を行います。
各キャラのステータスが見やすい為、個人的に○です。
良かった点
古き良きRPGで小難しくない
昨今のRPGのような難解な用語や設定等が無く、壮大な物語にスッと入り込むことができます。
王道的な展開は古き良きJRPGを思わせました。
戦闘もオートで行うことができます。そのオートもドラクエで言う作戦のようなものがあり、細かく設定することができ放置プレイも可能です。
沢山のプレイアブルキャラクター
行く先々で100人以上の個性的なキャラクターを仲間にすることができます。
それぞれに長所・短所があり、パーティー編成及び戦力の幅が広いです。
また、仲間を集めると拠点を発展させることができ、本筋のストーリー以外にも楽しみがあります。
豪華声優陣によるフルボイス
全てのキャラがフルボイスであり、よりキャラクターに感情移入することができます。
この点に関しては凄い力の入れようだと思いました。
悪かった点
次にここは直した方が良いのではという点を述べます。
switch版 読み込みが遅い
これが本作をプレイする上で最大の不満点です。
switch版は特に読み込み時間が遅く、エンカウント時や、建物に入る際にいちいち6~7秒程の読み込みが入ります。
昨今のゲームでこれはいただけませんね。
PS5では1~2秒と、ハードの性能がソフトに追いついていない印象です。
ゲームはテンポが大事なのでアプデ等で改善してほしいものです。
若干古臭い
良い点で、古き良きと書きましたが、裏を返せば古臭いです。
それを良いと思う人もいるかもしれません(幻想水滸伝プレイ済みの方とか)が令和の時代で果たして合う人がどれだけいるのか、人を選ぶゲームと言えます。
プレステ1時代のゲームが好きな人には良いかもしれません。
お使いが多い
本作のメインとも言える仲間集めですが、話しかけるだけで仲間になるキャラもいる一方、ミニゲームをクリアしたり、お使いイベントをこなさないと仲間にならないキャラがいたりと、ストーリー進行のテンポが若干悪くなってしまっていると感じました。
お気に入りのキャラ数人で良い、という場合であれば良いかもしれません。
まとめ
グラフィックに関しては、それほど飛び抜けて良いというわけでありませんが、HD-2D風味のどこか温かい映像は懐かしさを覚えます。
色々と不満点はありましたが、プレステ時代の懐かしい感じを味わえました。
それでも様々な仲間を集めるのは面白く、それでいて王道的なストーリーが展開される為、RPG初心者におすすめできます。
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