お久しぶりです。
ついに任天堂より発売されましたシュミレーションRPGファイアーエムブレムの最新作の 「ファイアーエムブレム エンゲージ」について、30時間程プレイしての難易度等の感想や新要素を書いていきたいと思います。
ファイアーエムブレム(通称FE)ってどんなゲーム？
ファイアーエムブレムとは、1990年にファミコンより発売されたシュミレーションロールプレイング(通称SRPG)と呼ばれるゲームジャンルを不動の地位にしたゲームです。よくファイアーエンブレムと間違えられますが正しくはファイアーエムブレムです。
システムとして、広いフィールド上に配置された味方ユニットをチェスの駒のように動かして、敵のユニットに隣接させ戦闘をし経験値を手に入れ成長させていくというものです。
本シリーズの最大の特徴として、戦闘中に倒されたキャラはロスト(＝死亡)し、以降のマップでは永遠に使用できなくなるというものがあります。これにより、ユニットを死なせないよう慎重に行動させる高いレベルの思考を要求され、攻略に緊迫感が生まれています。
本作も例に漏れず、訓練以外のメインストーリーで敵ユニットに倒されるとロストしてしまいます。
他にも支援関係にあるキャラを隣接させると能力値が向上したり、支援会話の存在など、キャラに対しても愛着が持てるようなシステムがある為、ただの戦モノではない深みがあります。
本作の新要素 紋章士システム
ここで本作の新要素である紋章士システムについて解説していきます。
紋章士とは
本作の舞台であるエレオス大陸には特別な指輪が12個存在しており、それぞれの指輪には英雄たちが意識体として宿っていて、彼ら指輪に宿る英雄をまとめて「紋章士」（エムブレム）と呼びます。
その英雄達は、聖戦の系譜のシグルドや新・紋章の謎のマルスといった歴代シリーズの主人公格が名を連ねており、彼らがフルボイスで会話する為、古参キャラには嬉しいものとなっています。
紋章士エンゲージシステム
ストーリーで入手できる紋章士の指輪を装備するとシンクロ状態となり、各能力値が向上し、各英雄固有のシンクロスキル解放されます。
出撃中には、行動にエンゲージ(＝合体)することでキャラの見た目も変化し、3ターンの間エンゲージモードに移行します。
このエンゲージモード中にはエンゲージスキルと3ターンのうち1回しか使えない必殺技のエンゲージ技が解放されます。中には戦況をひっくり返すほどの強力なものがあり、これを上手く使いこなすことが攻略のカギとなっています。
出撃開始時にはカウントが最大まで溜まっておりエンゲージはすぐ使用できるが、3ターン経過すると解除される。再度使用するにはエンゲージカウントを溜める必要がある。これはそのマップでバトルを数回こなし溜めるか、マップ上に滞留している「紋章氣」の上で行動終了すれば、カウントが一気に最大まで溜まります。
本作の目玉のシステムで、若干難解ですが、使いこなせれば攻略に役立つことと思います。
スキル継承システム
各紋章士それぞれに、固有スキルやステータスUPがあり、紋章士との親密度を上げ、SPを使用することで習得できます。
SPは戦闘で経験値と共に入手できます。
このシステムにより、キャラ育成の幅が従来のシリーズと比べても格段に広がっています。
その他要素
Break
従来の三すくみ(剣は斧に強く、槍は剣に強く…)の発展形で、相性が良い武器で攻撃するとBreakでき反撃をされなくなります。
ただし敵フェイズには移動も攻撃もしてきます。
ちなみにアーマー系はBreakされない為、魔法攻撃にさえ気を付ければ、本作においては強キャラになっています。
料理
出撃前に拠点で、気に入ったキャラ2人と食事ができます。
キャラ毎に好きな料理、得意料理があり、上手いことやると出撃時の能力が大幅に向上します。
また、食事した仲間の親密度が上がります。
訓練・遭遇戦
フィールド上にキャラアイコンが表示された場合、そのマップで戦闘をすることができます。
遭遇戦には、確率で金の異形兵(倒すとお金が入手できる)と銀の異形兵(経験値が多い)が現れることがあります。これは拠点上で国への投資をすることで出現する確率が上がります。遭遇戦は、メインストーリー同様、敵に倒されるとロストするので注意です。
対して訓練は倒されてもロストしない為、経験値稼ぎに最適です。ただし若干敵のレベルが高い為攻略はエンゲージ技を活用しましょう。
プレイ時間30時間の感想
長々と書いてきましたが、30時間プレイしての感想などを書いていきたいと思います。
ストーリー
この作品のメインが紋章士(の指輪)ということもあり、指輪を巡る国間の物語になります。
30時間プレイして現在18章ですが、ストーリーの佳境に入ったところで、内容としては昔のシリーズのような重厚な戦モノという感じではなく、キャラメインのライトな印象でした。キャラのノリが割と軽めで現代風に合わせられているのでとっつきやすくはあります。ただ、戦モノなのでメイン級キャラが死ぬ為やっぱりFEだなあと感じました。
若干ネタバレになりますが、序盤から敵陣営に指輪を奪われ、それまで使っていた紋章士が使えなくなり弱体を余儀なくさせられたりするので、紋章士に頼り切りですと苦労する場面もあります。
まだストーリーは長そうですが、これから更に盛り上がっていくことでしょう。
難易度
難易度としては現時点ではそこまで難しいと感じませんでした。易1→5難の5段階評価で考えると2くらいでしょうか
それはやはり紋章士の存在でしょう。エンゲージ技を上手く使えば戦況をひっくり返すことができる為です。
それで無くともシンクロ技が使い勝手が良く、敵もそれほど強くない為、サクサク進みます。
ただし、10章過ぎたあたりで、敵も紋章士を使ってくる為、油断は禁物です。
更には行動を好きな位置から巻き戻してやり直す機能がある為、初心者も安心してプレイできます。
いかがでしたでしょうか。
大人気シリーズの最新作ともあり心待ちにしていた方は多いんじゃないでしょうか。
私も引き続き楽しんでプレイしていきます。
次回は最強キャラなど書いてみたいと思います。
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